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tofubeats - TBEP



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https://tofubeats.lnk.to/TBEP



tofubeats - TBEP
1 - 陰謀論
2 - MOVE YOUR FEET / AS YOU LIKE
3 - MOVE IT
4 - HOT TOUCH
5 - SOMEBODY TORE MY P
6 - クラブ
7 - Along the Coast (bonus track) *三井アウトレットパーク CM曲

All tracks are produced by tofubeats
Recorded & Mastered at HIHATT Head Office, Tokyo by tofubeats
except M6 chorus by kiki vivi lily

COVER ART DESIGN: Tamio Iwaya (GraphersRock.)
ILLUSTRATION: Yoshitake Yamane


Director: Takeshi Sugio (HIHATT LLC)
A&R: Harumi Ito (unBORDE/ WARNER MUSIC JAPAN INC.)
Digital Promotion: Asami Kohsaka (WARNER MUSIC JAPAN INC.)
Assistant: Chika Anyouji  (WARNER MUSIC JAPAN INC.) &
Go Tomihara  (WARNER MUSIC JAPAN INC.)
Label Head : Ryoma Suzuki (unBORDE / WARNER MUSIC JAPAN INC.)
Executive Producer : Kaz Kobayashi (WARNER MUSIC JAPAN INC.)
Special Thanks: HAKHA, Jun Yokoyama, Kohei Makita(THE UNION)

MV M1
Directed by tofubeats
3D Motion Capture: REEEZND
Special Thanks: tomad

MV M5
Directed by tofubeats

MV M6
Director of Photography : 酒井潤
Assistant Cameras : 橋本篤志, 杉友一樹
Data Loader : 塚田吉成
Lighting Director : 小森裕子
Sound Engineer : 岩澤隆行
Colorist : 芳賀脩
Producer : 小原章史
Production Manager : 市川雄士
Production : PICT inc.
Director : 森祐樹
Thanks : ユニバース(竹原一平, 角林亮蔵, 谷口卓也), 杉生健(HIHATT), 冨原豪(Warner Music Japan Inc.), KEIJU, PUNPEE, VaVa, ZERO MAGAZINE




TBEPについて by tofubeats

2020-3-27
 今回はEPということで毎度のフルアルバムに封入の制作日誌はまだ公開せず(もう1年半分になってしまいやばい量になっていますがまだこれは通過点)、というわけで、こちらをアップしておきたいと思います。今作を作るにあたって2曲ほど最終段で収録できない、ということになってしまいましたが(著作権などの都合で)、そんなことなども乗り越えつつ完成した7曲です。
 今回はFANTASY CLUB〜RUNと続いていたわりと真面目な流れを一旦断ち切って、ちょっと深い思考的なものを袖に置いてダンスミュージックに比重を置きたい、というモチベーションで制作を開始した1枚になります。タイトルも何のひねりもなくtofubeatsのEPの略。BPMは120~130の間。
 このようなEPになったのはFANTASY〜あたりからライブもする一方DJをもっと上手くなりたいな…と思い直していたことも一因でした。テイさんや卓球さん、まりんさんといったベテランの皆様と一緒になる機会がこの頃から急に増えてきたというのもあります。
 もともとDTM入りで途中から人前に出る必要性に駆られて始めたDJですが、初期の頃からハウスをプレイすることが多く、今もそういった音楽を一番多く買ってます。それなのにこれまでtofubeats名義のリリースでそのようなものにフォーカスが当たることがなぜか少なく、本当に自分のDJセットでプレイできるようなものを想定して制作を始めました。
 ジャケは毎度おなじみ岩屋さん山根さんコンビ。自分からは静物を描いて欲しい、ということだけお願いしました。岩屋さんから「でしたら花でどうですか」ということでこの感じに。3つ送っていただいたラフの中から百合をチョイス。妖精は山根さんの提案で入りました。大判にしても気持ち良い感じのジャケにしたかったので画面いっぱいにはせず少しサイズを調整したものにしていただきました。春らしさもあるジャケでとても気にいっています。お二人本当にいつもありがとうございます。  
 サウンド的な面で言いますと今回もプロデュースやミックスは全部自前というのは毎度ですが、メジャーデビューして初めてまとめ作業であるマスタリングまで自分で手掛けた作品になります。シングル単位ではいくつかあったと思いますが…。M6におけるコーラス、kiki vivi lily氏以外は客演もありません。

*4/7追記


〜〜〜〜

M1 陰謀論
今夜は仕組まれていた!誰かに!
さまよう人々を怪しい電波で集めた
全く気がつかないような手口で永遠に踊らされていた!

この世は仕組まれていた!誰かに!
さまよう人々を怪しい電波で集めた
全く気がつかないような手口で永遠に踊らされていた!

踊らされていた!

 本来収録するはずの楽曲のサンプリング審査が下りなかったため、1曲目らしい曲がなくなってしまい急遽書き下ろし。アップテンポで頭拍ノリでDJでも使えるような物をイメージました。歌詞を書いているうちに「今夜は仕組まれていた」というフックになったので、陰謀論という言葉をタイトルに。昨今のウィルス禍で外出自粛を要請された週末にリリースということで変に意味を帯びてしまいましたが。MVはtomad社長に紹介していただいたレーズン氏の協力により自分の動きをキャプチャして雑3Dビデオに。「WHAT YOU GOT」に続いてshutterstockの素材を購入して腕力編集。ディレクターズカットというものもありますので各自youtubeで検索してみてください。


M2 MOVE YOUR FEET / AS YOU LIKE

 結構前からあったデモが今作に合いそうなので清書。シカゴハウスっぽい声ネタ連打のハウスを合法でやるためにもう自分の声でやる…といったアイデアは今作でいくつか登場しております。1音のベースでほぼほぼ進行する展開が好き。

M3 MOVE IT

 そもそもDJでハウスを昔からプレイしているのに、アルバムになるとそこへのフォーカスがあまり無い、といったことが今作の課題だったので、実際にDJでプレイしたくなるような楽曲を作るというのはテーマのうちの一つでした。ただこれが案外難しい…。クラシックなシカゴハウスに想いを馳せ、一歩一歩踏み締めるような四つ打ちがフロアでも実際に映える仕上がりになったと思います。この楽曲は実際にTR-707からステレオ・アウトで直出ししたドラムを使っており、それらを補強しているのですが、左右の位相もバランスもそのままで、今となっては大胆なパンニングに感じます。ぶっちゃけLR逆な気がしますけど制作してて別にそのままでいいかな…みたいな気分になったのでそのままに。

*4/30追記
外出自粛期間、週末暇なのでipadでなんとなくアニメアプリを落としたら劇ハマリ、ビデオ的な感じになりましたのでよろしければどうぞ。



M4 HOT TOUCH

 ケーブルが通電するかを確かめるためにケーブルを手で触ってビー・ビーと音を出す行為を日本のPAさんはホットタッチと言ったりしますよね。その音を使って楽曲を作ってみたのがこちら。「ノイズが多い!」と会社にクレームなど出さないようお願いします。仕様です。後半どんどん楽曲らしく?なっていく展開が気にいってますがこのシンセっぽい音もノイズをループさせてピッチを上げたものです。

M5 SOMEBODY TORE MY P

 去年台風で岡山でのSTARS ONが中止になり、それはそれで悲しかったのですがその期間レンタサイクルで爆走しまくり岡山芸術交流をほぼ全会場周遊しました。メチャクチャに感動し、いい感じにスイッチが入って美術館に頻繁に行っていた時期があります。あいちトリエンナーレなどについても考えを巡らせていた時期で、そんな時期に椹木野衣氏のこの文章を読みました。
https://www.art-it.asia/top/contributertop/204110
 この文章を読んで国近美に山下菊二「あけぼの村物語」を見に行かねば、と思い立ち平日の昼間の静かな国近美へ。この絵画を見届けたあとに見つけたのが国吉康雄による「誰かが私のポスターを破った」でした。その場では詩的なタイトルと妙にアンニュイな雰囲気だけが印象に残ったのですが、自宅に帰って文献を読んだり彼の歴史について調べるうちにこの絵画の纏っているムードは当時自分が考えていたようなことと妙にリンクしており、これをテーマにインスト曲を仕上げたいな、と思い制作。国吉氏は岡山出身で、妙な縁も感じたり…
 また、この絵について調べて上に出てくるこの絵の解説について自分は少々共感しかねる部分(3~4冊ほど文献を読んだ程度ですが)があり、どちらかというとしっくりきたものでネットで読める、かつ当時の時代背景がわかるものを貼っておきます。
http://www.alexandramunroe.com/wp-content/uploads/2015/05/Kuniyoshi-Japanese.pdf
 ちなみにミュージックビデオは事務所の裏の壁で撮影。ハンディカムで適当に撮りました。 


M6 クラブ

chorus by kiki vivi lily

言葉のいらない世界では
歌いたいとき何を歌う?
星空を模した光越し
うごめく人々を眺めてた

時々もたれかかり 時々踊り出す
理由はわからないままでいた
騒ぐ人々の中でひとりで揺れているような気分で
夜を過ごしたいなら
今夜 今夜 遊びに来ない?
今夜

今夜クラブに 出かけようかな
明日も暇じゃない 予定あるけど
今夜クラブに 誰かいるかな
(昼間は会ったことない人)
今夜クラブに 出かけようかな
いつも通りの 仕事の後に
今夜クラブで 何が起きるかな
(期待しすぎてはいけないよ )

疲れ切ってたはずの体
止められずに動かしている
耳に聞こえない振動で
貫くベースを感じてた

時々もたれかかり 時々踊り出す
理由はわからないままでいた
騒ぐ人々の中でひとりで揺れているような気分で
夜を過ごしたいなら
今夜 今夜 遊びに来ない?
今夜 
夜を過ごしたいなら

今夜クラブに 出かけようかな
明日も暇じゃない 予定あるけど
今夜クラブに 誰かいるかな
(夜を過ごしたいなら)
今夜クラブに 出かけようかな
いつも通りの 仕事の後に
今夜クラブで 何が起きるかな
今夜クラブで


 本来はM5~M6の間にわりと気合の入ったカヴァー曲が入るはずだったのですが申請が間に合わず、今回の締め。直球なハウスの歌ものはFANTASY CLUBのときからスタッフに提案されており、自分でも作りたかったのですが良いのができないまま今まで至っていました。
 モチーフとしては朝ダンとかディスコの神様に近いものもありつつも、当時は自分のストレートな景色みたいなものを書くのを敬遠していたので「ディスコ」とか「ダンス」とか1個自分からは遠い(実感の少ない)単語を置いて歌詞を書いていました。歌詞の内容自体はクラブに対して当時から…むしろ当時思っていたようなことなのですが、これをストレートに書ける技術の方を昔に比べて習得してきたかなあ…みたいなのが自分の感想です。
 デュエットというプランや女性ボーカルといった案もあったのですがいろいろあって最後はコーラスをお願いすることに。kiki vivi lily氏のウィスパーっぽいコーラスはメールベースのやりとりで、実際はWONK荒田氏によるRECだそうです。
 電話っぽい加工になっているのは彼女の声とこの加工が合いそうだというのもありましたが、制作している時期にMcDSPの開発者の方と会う機会があってそこのプラグインの電話声に加工できるエフェクトが使いたかった、というのもあります。ご縁系加工。McDSPのエコーのプラグインも本当にいいですね。最近のお気に入りです(EC-300)。

 こちらもビデオは鋭意作成中(本稿執筆時)。こちらも新型ウィルスの影響受けまくりの仕上がりです。どうぞお楽しみに。

*4/7追記
  森監督によるビデオはいつもドラマ仕立てが多い氏による初のドキュメンタリー(風)ビデオ。こんなに自分の出シロ長いビデオは初めてですね。実際の準備、実際の事務所。実際に行われるはずだったイベントで撮影を予定していたのですが、このような形に。7分間ありますが結構サラっと見れるかも。
 過去のライブ素材を監督に使っていただいたのですが、この楽曲の制作時は1ミリも想像のつかなかったような事態に世間は突入し、当たり前のように思えた(し、スタジオのほうが好きだわ~とか生意気に言ってましたが)クラブやライブハウスでの光景が今は恋しいですね。急遽駆けつけてくださったkiki vivi lilyさんも改めましてありがとうございました。

あとMVで着てるTシャツ売ってます。
https://hihatt.myshopify.com/products/hihatt-short-sleeve-tee


M7 Along the Coast

 三井アウトレットパーク様のCMのために制作。今作の中では毛色が違うのでボーナストラック扱いとしました。TVで多部未華子氏が「想像以上のオフがきた」と言っているCMで流れていた曲です。これも動画を貼っておきましょう。マリンピア・ジャズドリーム等ありますね。マリンピア神戸では小学生のときに塩作り体験をした思い出もあります。

 自分の制作時のイメージではインストで仕上げるイメージでしたが、声が欲しいというオーダーでハミング的な物を乗せたような記憶があります。